虫歯や歯周病以外で歯がダメになってしまう他の理由があります。それは、歯ぎしりです。主に夜間寝ている間に無意識のうちに歯を噛みしめていたり、ぎりぎりとくいしばってしまうことがあります。不安や緊張などのために、歯ぎしりをすることにより、ストレス性胃炎を防ぐ等、全身からみるといわばストレス解消となって良い場合があります。しかしながら、食事の時と比べ、歯ぎしりは常に上下の歯が噛み合わさっているために、2~3倍の異常な力が加わっています。歯がすり減りが生じたり、歯が大きく欠けてしまうことがあります。小さな欠けかたなら部分的に詰めたりすることで治りますが、歯の根っこが割れてしまうと保存不可能により、抜歯せざるを得ない状況に発展することがあります。歯周病にかかっている歯に対しては、より歯槽骨を破壊してししまい、ぐらぐらが強くなることもあります。頬や舌を傷つけることもあります。
そこで、型どりをして作成する、やわらかめの素材の透明なマウスピースを着用して、歯ぎしりから歯を守る方法はあります。いわばクッションのようなもので、異常な外力をマウスピースが吸収することにより、歯や歯茎を守ることが出来ます。歯ぎしりについて不安がある方や心配のある方はお気軽にどうぞご相談ください。
9時20分〜12時00分14時00分〜15時00分の2回診療になります。 ※祝祭日は休みです。